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- 2013.04.23 Tuesday
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「デービッド神父の鹿」と言ってもご存じない方が多いだろう。
これはこの動物の英語名称を和訳したもの。
英語ではPere David’s
Deerと言う。 中国の動物である。
19世紀に中国にいたフランス人宣教師Armand Davidがこの動物の毛皮をフランスに送った。
それで西欧でその動物の存在が知られるようになった。
これが命名の由来。
今この動物は自然界には生存しない。
ワシントン条約ではEW (Extinct in the Wild 野生としては死滅)に指定されている。
日本語では四不像(しふぞう)という。頭は馬、蹄は牛、体はロバ、
角は鹿に似ているがその4つのいずれでもないと言う意味だそうだ。
これは中国後から来た名前らしい。
「四不像の雄。立派な角が生えている。これは去年の11月8日撮影」
しかし中国語では麋鹿が正式名称で、四不像は俗称である。
子供の頃この動物の話を本で読んだ記憶がある、しかし死滅したと書かれていた。
だからもうこの地球上にはいないのかと思っていた。
しかし、最近多摩動物公園に通うようになり、そこで実物を見たので驚いた。
自然界では絶滅していても、動物園のような人間の保護の下では生存しているのだ。
「冬になると角が抜ける。これは今年の1月31日撮影」
生物学の分類では、哺乳綱、ウシ目、ウシ亜目、シカ科、シカ亜科、