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    • 2013.04.23 Tuesday
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    造化の天工

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       アラビア半島には多くの知られざる不思議なモノが存在する。

      今から150年ほど前にシリア人の医師だと偽ってハイールからリヤドを旅行したイギリス人パルグレーヴという人がいた。

      彼はカシムの近くのアル・ラスで、ストーンヘンジによく似た巨石文化の遺物を見たと書き残している。

      サウディアラビア人の友人からアル・ヘナキヤにも巨石文化の遺跡があるという話を聞いたことがある。

      自分で見たわけでないからあると断言はしないが存在することを信じている。

      しかし不思議なモノは巨石文化の遺跡だけではない。

      自分の目で見た不思議なモノはなんと言ってもこのアル・ワバの巨大クレーターだった。

      写真でも文章でもこの光景を初めて目にした時の感動は表現できない。

      突然この光景を見ると、大概の人はしばらく黙ってしまう。

      タイフから高速道路をリヤドに向かって150キロほど走る。

      ラドワンという所から北に向かって砂漠を2時間。小さな村を過ぎると突如眼前に現れる。

      <村落からクレーターの方向を見たところ。ラクダの首の向こうに見える低い丘はクレーターの反対側。この丘がクレーターの目印になる>

      当時キャンプの装備を持っていなかったので、前日タイフに1泊して翌早朝タイフを出てアル・ワバに向かった。

      しかしジェッダから直接アル・ワバに行って、クレーターのそばでキャンプを張るのが正解。西洋人はキャンプする人が多い。

      昼間だけでなく、夕方、星の降る深夜、そして夜明け前にこのクレーターはどのように見えるだろうか。

      機会があればもう一度行って見てみたい。


      このクレーターはどうしてできたのか。

      火山の噴火口説と隕石落下説があった。火山火口説の方が正しいように思われる。

      大きさは直径2キロ、深さ300メーター。

      <クレーターの側壁。岩が黒く焼け焦げて悪魔的な光景である>

      <底に見える白いモノは塩だろうか>

      <反対側の壁。緑の樹木はデーツ。ゆうに10メートルの高さはある>

      <クレーターを見る運転手のサレー。アラーの天地創造の力に感動したのか、ただ黙って見つめていた>

      <これは溶岩流に違いない。火山説の有力な根拠になる>

      <クレーターの周りに何か大きなモノが落下して地面にしわが寄ったような形跡もある。隕石落下ではないかとも思った>

      その後アリゾナでこれとよく似たクレーターを見学した。

      このアル・ワバのクレーターの方が圧倒的に大きい。

      まさにこのようなモノを造化の天工と言うのだろう。

      <最初に行った時は珍しく曇りだった>

      <2度目に行った時は晴れていた>

      神様は人間たちに見せるためにこと地球を作った、と今から50年も前に会ったあるドイツ人の若者(当時)から言われた。まさに同感である。

       

      シロフクロウ


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        • 2013.04.23 Tuesday
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        • 09:35
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        コメント
         日本人会のツアーを懐かしく思い出しますね
        •  ヒグマ
        • 2012/10/18 11:30 PM
        ヒグマ様
        コメントありがとうございます。
        アラビア半島が今後どうなるか、分かりませんが、やはりある時期のことをなるべく正確に記録しておこうと思って下ります。誤りなどありましたらご指摘下さい。
        • シロフクロウ
        • 2012/10/19 8:34 AM
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        人々もすなるブログといふものを、シロフクロウもしてみむとてするなり。 余は多摩動物公園に住まふシロフクロウなり。最近余をしげしげと訪ぬる男あり、写真機をたずさふ。この男余に名前を貸し賜へと請ふるにより余の名を貸したり。さてこそ余の見たる人の世の事々なれ。

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