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    • 2013.04.23 Tuesday
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    • by スポンサードリンク

    11月の風景(3)

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      道路わきの棚田で農家の人が田圃の手入れをしている。
      新潟県の十日町市や上越市で11月頃所々で見られる風景だ。
      ところでこの田圃のそばを走る道路。何だと思われるか?
       
      これでも国道なのだ。国道405号線。
      冬期は津南町と十日町の間が積雪で閉鎖され、
      昨年3月の長野新潟大震災で方々に地滑りが起きて
      未だに一部閉鎖されている。
      口の悪い人は国道でなく、酷道だなどと悪口をいう。

      長野県中之条町からはじまり長野県栄村、津南町、
      十日町を経て上越市で日本海に至る。
      途中お世辞にも上下2車線とは言えない狭い箇所が
      沢山ある難路だ。

      しかし、道路は酷道でもその景色はすばらしい。


      今回ご紹介するのは昨年撮影した十日町と上越市の
      間の風景だ。生憎天気が曇りで紅葉の輝きがさえない
      のは申し訳ない。


      これは十日町市松之山月池というあたりの道路わき。


      上越市に入ると両側に田圃が広がる。しかしここでもご多分に漏れず耕作放棄田。
      ススキが生い茂っているあたりは耕作放棄田だ。昔はもっと綺麗だっただろう。



      上越市大島区菖蒲という所の集落に、立派なかやぶき屋根の家があった。
      誰も住んでいない空き家だった。
      家主は都市に出て帰ってこないそうだ。


      早く道路が修復されたら、酷道405号線のフォトアルバムを作っても良いと思っている。


      シロフクロウ

      新潟雑感

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        10月5日から7日まで、新潟県十日町市と上越市を旅した。
        滞在中、上越市にが出て人が襲われたというニュースがあった。
        また、十日町ではスズメバチに襲われた人が亡くなった。
        スズメバチが首都圏に巣を作ったのを見たこともある。
        専門家によると、これらの現象は里山・中山間地の荒廃が原因という。

        <松代室野の耕作放棄田、典型的な中山間地・里山の荒廃>

        ところで新潟では稲刈りも後半をむかえ、あちこちにハザが見られた。
        ハザ架けによる天日干し米は甘みがあって美味しいという。
        しかし、今は大半の農家はコンバインで稲刈りして、熱風で乾燥する。
        但し、コンバインが入れない田圃の隅では鎌で刈り取ってハザに架ける。 

        <松之山中立山のハザ架け>

        毎年何回か新潟へ行く。年々増え耕作放棄田が気になるからである。
        今年も新しい耕作放棄田を何枚も見かけた。

        <松之山新田の棚田、右手中央の草ボウボウの部分は今年から耕作放棄された。このようにして耕作放棄田は増殖する>

        農家の働き手である戸主夫婦は加齢と共に農業労働に耐えられなくなる。
        一方、後継者になるはずの息子・娘は田舎暮らしを嫌って都会に出る。
        せめて農地を農業をする意欲がある人に売ってくれればよいのだが、
        農地の売買は規制されている。
        それで後継者不在となるこれが耕作放棄田増加の原因。

        <夫婦でハザ架けに励む松代蒲生のKさんご夫妻。ご主人は75才過ぎ>

        生産効率の低い中山間地の棚田で稲作を続けることの経済性にも問題がある。
        お米以外の酪農なども考えてもよいのではないとも思う。
        中山間地を荒廃に委ねていると、日本が食の自給から遠ざかり、
        人々の近くに熊やスズメバチがやってくる。

        後継者不足、人手不足が原因と言った。
        しかし、一方最近新潟で目に付くのは、都会から農作業を手伝うため、
        または農業実習のために農家に滞在する若い人々、そして農繁期に週末を
        利用して農作業の手伝いに来る家族連れだ。
        また自ら居を移して稲作に挑戦する人もいる。
        <松之山中立山のSさんの稲刈り、Sさんのお友達が週末を利用してお手伝いにきている。
        またSさんのお宅には10代の若い人が農業実習に泊まり込んでお手伝いしている>

        この田圃は、一時荒れ放題の耕作放棄田だった。
        10年ほど前、当時国際的に活躍していたプロカメラマンSさんが
        荒れ果てた萱葺きの家を購入し、地主から放棄田を借用し、
        つまり法律上「小作人」として営々努力して水田に復活した棚田だ。

        <遠くに見える林の際までがSさんご夫婦がこの10年間耕作放棄田から復活させた水田>

        都会にはSさんのように農業に意欲のある人々がほかにも居るようだ。
        また、狭い棚田しか出来ない中山間地ではなく大規模経営のできる
        平地なら、土地購入を希望している企業もあると聞く。

        それを妨げているのが今から半世紀以上も前にできた農地法という法律。

        意欲ある人の参入を妨げ、やる気のない人の手に生産手段を委ね、
        里山・中山間地を荒れ放題に任せ、日本の食の自給を危険にさらし
        その結果都市部にまで危険な動物が進出するという悪循環。
        何かがおかしいように感じるのだが。


        シロフクロウ



        日向薬師

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           10月2日神奈川県伊勢原市の日向薬師に出かけた。
          目当ては田圃の彼岸花。
          ウイークデーなのに結構観光客が来ていた。
          しかし花は盛りを過ぎていた。

          その中で遅咲きの花を探して何枚か撮影した。



          日向薬師のバス停のそばの茶店に寄った。

          茶店のジーサンの話:

          彼岸花は例年お彼岸には満開を過ぎているが、今年は1週間遅れた。
          先週盛りになったが台風が来た。だから今年はだめだ。

          日向薬師は彼岸花で有名になった。
          元々田圃しかなかった、田圃の畦にモグラが住んで、畦に穴を開けると
          そこから田圃の水が流れて、稲が育たない。それで中国から彼岸花を
          輸入して畦に植えた。彼岸花には強い毒性があり、モグラが居なくなった。


          その上、彼岸花が美しいといって、観光客が来るようになった。観光客
          はお土産などを買ってくれる。

          ジーサンの話を聞いてから、観光客に混じって田圃を一周した。

          今、稲作地帯では稲刈りはコンバインで行い、熱風乾燥するのががプロ
          のやり方だ。しかし、日向薬師では昔ながらのハザ架けをしている
          下の写真の右側のパイプはハザだ。
          観光客に対するサービスかも知れない。


          新潟県柏崎市高柳町の磯之辺棚田を思い出した。
          磯之辺棚田は背景に刈羽黒姫山がそびえ、日本棚田百選にも選ばれた。
          あぜ道に芝桜を植えてあり綺麗だと本に書いてあり、撮影に行こうとした。

          地元の写真家に「やめとけ」と言われた。地元の農家が、観光客やカメラマン
          が来てもお金にならないし、芝桜の世話だけでも大変だと言って除草剤で
          芝桜を取ってしまったというのだ。
          せめて茶店でも作っておけばどうだっただろうか。
          人手不足でそんな余裕はなかったのかな。

          シロフクロウ




          夏井のハザ木

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             夏井のハザ木

            4年前の9月21日新潟市西蒲区夏井という所で稲刈りの撮影をしていた。

            夏井には昔ながらのハザ木が保存されている。
            しかし、大多数の農家は今はコンバインで稲刈りして脱穀乾燥まで機械で行う。

            この夏井の田圃の一角は立川談志の持ち物。毎年9月下旬のある日、
            都会からボランティアが集まり農家の指導で昔ながらの鎌を使った稲刈り、
            稲束作り、ハザ掛けをイベントとしてやっている。
            4年前は丁度9月21日がその日だった。

            鎌で刈り取った稲を上手に束ねる。これが難しく、ボランティアの人たちは閉口する。


            女性が束を下から投げ上げて上で待っている男性がキャッチしてハザ木に架ける。


            その日の作業が終わった頃農家の奥さんが一人ハザ木の前で落ち穂拾い。


            ハザ木の並木の向こうに見えるのは弥彦山。



            同じ越後のハザ木といっても地域によって樹木の種類が異なる。新潟市、小千谷など
            平地ではタモの木が多く使われ、十日町、上越柏崎などでは杉の木だ。


            今年は9月30日にイベントが予定されている。久し振りに撮影に行こうかな。

            どなたかご一緒しませんか?

            ボランティアを指導する農家の人たちも段々高齢者になる。
            ハザ架けも昔物語になるかも知れない。



            シロフクロウ


            玄海 浜の浦

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              2010年5月14日午後5時前シロフクロウは佐賀県
              玄海町浜の浦棚田の展望台にいた。




              この棚田は美しい夕焼けが有名。
              天気は悪くない。シロフクロウはいそいそ三脚の準備。

              福岡から来た同年代の女性写真家。シロフクロウの横に並ぶ。

              「午後お天気でも、お日様が沈む前に西に黒い雲がでて、夕焼けが赤くならないのよ」

              「そうなったらシャーネー」
              シロフクロウ内心不貞腐れ。

              2時間たつ。太陽が棚田を赤く照らして沈む。
              西の空に黒雲はない。
              シロフクロウ大喜び。





              「今まで何度も来たかわんないけど、こんな綺麗なの
              見たことないわ。あなたよほど運が良いのね」


              たしかに運が良い。翌年この写真は
              フォトコンテストに入選して、銀座の画廊に飾られた。

              ところでお見せした2枚、空が大変狭いのにお気づきか?

              そのわけはこれ。





              浜の浦の隣は九州電力玄海原発。
              棚田の上空には送電線。絵にならない。

              観光立国日本 vs  送電線、電信柱

              むずかしい問題です。

              シロフクロウ




               

              天水島留守原棚田復旧

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                8月7日松之山に一泊、天水島留守原の棚田を訪れた。
                昨年の長野新潟大震災からの復旧状況を見学した。

                棚田を取り巻くように走る国道405号線も舗装の仕上げ段階。

                棚田も昔とほぼ同じに外形が整えられ、夏らしくない裸地は目立つが
                稲は青々と生育していた。


                昨年11月は、まだ惨めだった。
                壊された昔の棚田を一旦全部崩し、以前に近い形で整地から
                やり直していた。



                これは震災前の一昨年7月の様子。


                地震で、右側に見える3本杉、左上の杉林が消えた。

                棚田が復旧されている姿を見て安心したが、後世の人たちには
                震災前の留守原棚田の姿は昔語りになってしまうだろう。

                シロフクロウ
                 

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                人々もすなるブログといふものを、シロフクロウもしてみむとてするなり。 余は多摩動物公園に住まふシロフクロウなり。最近余をしげしげと訪ぬる男あり、写真機をたずさふ。この男余に名前を貸し賜へと請ふるにより余の名を貸したり。さてこそ余の見たる人の世の事々なれ。

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